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あかり歯科は予防を基礎とした診療を行い、患者様やそのご家族が生涯お口の健康を保っていただくことを考えている歯科医院です。
もちろん治療も行います!
あかり歯科はお子さんのお口の健康を守ることはもちろん、咬むことや食べることについて、ご両親だけではなくお子さん自身にも伝え知ってもらい、一緒に学んで、お子さんが自らお口を守る力を育てます。
お口をキレイにしながら、お口の事を学んで育てる学校や教室と思って通ってみてください!
0~2歳はお口にとって、とても大切な時期。
あかり歯科は、ハミガキや食育など、お口のことを通してお子さんの子育て、健康づくりを支援していきます。
お母さんも、お父さんも一緒にお子さんのお口のことを学んで、一緒に育てましょう。
0歳から通える歯医者さん。ママの子育てのサポートをさせていただきます!
お子さんが産まれる前の妊娠中のママ・妊活中の方だからこそ知っていただきたいご自身のお口のこと、お子さんのお口のことがあります。
予防プログラムを通して、プレママとお子さんの健康のサポートをします。
むし歯予防や良い歯並びの育成は産まれる前から!
杉並区妊婦歯科健康診査も行なっています。
むし歯治療は症状の進行を止めたり、機能を補うことしかできません。
一度治療した歯は弱まり、再発の可能性を高めます。
治療と再発を繰り返し、やがては歯を失ってしまう事態にも・・・
すでにむし歯がある方や治療した歯が多い方は、「自分に予防歯科は関係ない」と思われがちですが、“健康な歯”の多さは関係なく、予防歯科はすべての方が対象です。
むし歯の原因は「ミュータンス菌(むし歯菌)」が、作り出す歯垢です。
歯垢は糖分を含むものを食べることで中性から酸性へと変わります。
お口の中が酸性である時間が長いと脱灰(歯が溶けだすこと)に再石灰化(修復)が追いつかず、むし歯になっていくのです。
逆を言えば「脱灰」と「再石灰化」のバランスが取れていれば健康な状態を保つことができます。規則正しい食生活と、食後なるべく時間を置かずに歯を磨くことを心がけましょう。
唾液は食物の消化を助けるなど、様々な作用がありますが、歯にとっても大切な働きをしています
- 新しい歯や粘膜の保護
- 殺菌、抗菌作用・・・バイ菌や余分なものを排泄
- 再石灰化・・・お口の中の酸性化を抑えて修復しようとする働き
唾液の分泌は、寝ているときに少なくなるため、お口の中が長時間酸性のままになってしまいます。就寝前の歯磨きは、よりていねいに行いましょう。
これは、むし歯の原因にはむし歯菌の定着率や唾液の量、唾液の質、歯並びなどに加え、一般的な日ごろの食生活や歯の磨き方などの生活習慣も大きく関わっており、様々な要因・原因があるからです。
よってただハブラシをしているだけでは予防ができません。
大切なのは脱灰と再石灰化のバランスです。
脱灰の要因が大きくなり、再石灰化の力を上回ってしまうとバランスが崩れ、むし歯ができてしまいます。
逆に脱灰を起こす要因(リスク因子)をできるだけ除いて、再石灰化を起こす因子(守る因子)を増やすことで、むし歯を防ぐことができます。
一人一人持っているリスクは異なりますので、あかり歯科では患者様ごとにその人の持つリスクを調べ、その人にあった予防方法を提案させていただいています。
その考え方は危険です!
痛みを感じるということは症状がだいぶ進行している状態と言えます。
神経の根幹治療や、やむを得ず抜歯になってしまうと通院回数が増え、心身の負担となる上、被せ物の素材によっては治療費がかさむことも・・・。
初期段階で発見できれば、天然歯に与えるダメージを極力抑えた治療が可能です。
歯がしみる、歯の溝が黒ずんでいるなどの異変を感じたら早めの受診をおすすめします。
歯周病とは、歯と歯肉の間に細菌が入り込むことで炎症を引き起こす感染症で、重度になると歯槽骨(歯を支えている骨)が溶けて、歯を失う危険性もある恐ろしい病気です。
歯槽骨は再生療法で修復できる可能性もありますが、すべての患者様にできる治療というわけではありません。
そのため、むし歯と同様に早期発見・治療が大変重要になってきますが歯周病は初期段階での発見が非常に難しい病気とされています。
下記の症状に当てはまる場合「歯周病」の可能性があります。放置せずに歯科で検査を受けましょう。
歯周病は、普段の生活習慣や口内環境、体質などの身体の状態と関わりが深い病気のため様々なことが原因となり得ます。
- 喫煙・・・タバコに含まれるニコチンや過酸化物が、血流を悪化させたり、歯周病菌から歯茎を守る機能を低下させてしまう。
- ストレス・・・生体の防御機能が弱り、間食が増えたり、歯を磨かなくなることがあるためお口の中が不衛生な状態になりやすい。
- 不規則な生活・・・不規則な生活こそストレスの原因であり、身体の免疫力も低下させます。
歯周病は心臓病や糖尿病など、全身の様々な病気と関係しています。
歯周病のある方は無い方に比べ、一生涯にかかる医療費が7倍くらい多いという試算も・・・
しっかりと予防をすることは、身体の健康だけでなく医療費を削減するメリットもあるわけです。
- 糖尿病
- 歯周病が出す毒素がインスリンの正常な働きを防げるため、通常の約2倍、糖尿病にかかりやすくなるといわれています。
- 脳卒中
- 歯周病が動脈壁に達することで動脈硬化の原因になり、血栓ができ、その血栓が脳の血管で詰まることで脳卒中が引き起こされます。
- 肺炎
- 唾液や食べ物とともに歯周病菌が体内に入り込み、気管や肺にも影響を与えることで肺炎を引き起こします。
- 心臓病
- 歯周病菌が「弁」というところに到達すると、「細菌性心内膜症」が引き起こされ、心臓発作を起こすリスクが通常の2.8倍になるといわれています。
- 低体重児 出産・早産
- 歯周病菌がによて起こった炎症が胎児の成長に影響し、低体重児の出産や早産を引き起こす可能性が通常の約7倍になるといわれています。
むし歯予防の基本は、お口の中を清潔に保つことです。
プロによる検診やクリーニングはもちろん大切ですが、毎日のセルフケアがしっかりとできていなければ、お口の健康を保つことはできません。
当院では予防歯科として、歯磨き指導や生活習慣指導、お子さまの仕上げ磨き指導を行っております。
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- 奥歯の後ろ側など
- ブラシを垂直に小刻みに動かして汚れを取ります。
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- 歯の中央部分など
- ブラシを水平に小刻みに動かして汚れを取ります。
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- 歯と歯茎の間など
- 1本1本丁寧に、ブラシを縦に小刻みに動かしながら汚れを取ります。
バランスの取れた食事は歯を強くします。
むし歯をつくらないためには、食事の内容だけでなく食べ方にも気をつけなければなりません。
甘い物の摂りすぎや、だらだら食いはしないよう気をつけましょう。
きちんとゆっくりと噛むことは唾液の分泌を促し、口の中の殺菌・洗浄効果を高めます。
詳しくはご来院時にお話いたします。
ご家庭でのケアに加え、プロによる専門的なケアを受けることで、むし歯や歯周病のリスクを格段に減らすことができます。
プロによるチェックを定期的に受けることで、むし歯や歯周病などの疾患を早期発見することができます。
当院では、歯周ポケットの検査も行っております。深さの測定や歯石の有無を徹底的に調べあげ治療方針を決めていきます。
まだ症状が進んでいない段階で治療することで、心と身体の負担だけでなく経済的な負担も、軽減することにつながります。
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歯周病検査用プローブという治療器具で歯肉の状態を調べます。
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歯の舌側と頬側の測定ポイントの歯周ポケットの入口から一番深い底までの長さ(深さ)を測ります。
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プローブから伝わる感覚で、見えない部分の歯の根の形や歯石の有無を調べます。
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出血の有無で歯ぐきの炎症の度合いを調べます。
PMTCは、歯科衛生士や歯科医師による専門的なクリーニングです。
毎日の歯磨きで、取りきれなかった頑固な歯垢を除去します。
むし歯や歯周病、口臭の予防はもちろん、歯質の強化や着色除去など様々な効果があります。
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- 歯面清掃
- 専用の器具を使い、歯の表面の汚れを除去します。
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- 研磨
- 専用のブラシとフッ化物入りのペーストを用いて、歯の着色を取り除き、1本1本を丁寧に磨いていきます。
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- フッ素塗布
- むし歯を予防する効果のあるフッ素を、歯と歯の間や表面に塗り、むし歯になりにくい歯にしていきます。
フッ素塗布とは、歯質を強くし、むし歯になりにくい歯にする予防法です。
乳歯の柔らかい歯にフッ素を塗ることで、むし歯菌を発生させる酸へ対抗できる歯の表面にすることができます。
また、むし歯になりかけた部分の自然修復(再石灰化)を助けることもできます。
- 歯の表面(エナメル質)が溶け出し、初期のむし歯が発生した状態です。
- フッ素を塗布すると歯に取り込まれ、強い歯になります。
- 再石灰化を促進し、初期のむし歯の自然治癒を助けます。
- フッ素がむし歯菌の力を抑制します。
シーラントは歯ブラシが届きにくい奥歯の溝をプラスチックの材料で埋める方法で、むし歯予防に効果的です。
- 他の歯より背が低いため歯ブラシが届きにくい
- 歯質が未熟なためむし歯になりやすい
- 人によっては歯の溝が深いため歯ブラシの毛先が届かない
シーラントはこのような事態を防ぐために奥歯の溝を埋めて物理的にお口の環境を改善することができます。
- 生えたての奥歯は溝が深く複雑で歯ブラシが届きにくいため、むし歯菌がたまりやすい場所です。
- 溝がシーラントでふさがれるため歯ブラシも当たりやすく、汚れがたまりにくくなります。
フッ素が配合されています!
※シーラントを受けた後も歯磨きはしっかり行ってください。
※日々の生活で少しずつ剥がれてくるため定期検診でのチェックが必要です。
なにか気になる症状があれば、定期的な検診を待たず早めに受診することをお勧めします。
小さな症状にも原因は必ずあります。
お口の健康を守るためにも、酷くなる前の受診が大切です。